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【この人に聞く】DOMOTEX グローバルディレクター Sonia Wedell-Castellano 氏2026年の新展開 床から空間全体へ「インテリアフィニッシング」総合展へ進化

  • 執筆者の写真: アートインテリアタムラ
    アートインテリアタムラ
  • 7月31日
  • 読了時間: 3分

 来年1月19日〜22日にドイツ・ハノーバーで開催される「DOMOTEX2026」。床材の世界的見本市として知られる同展は、来年から新展開を迎える。キーワードは「インテリアフィニッシング」だ。そこで同展のグローバルディレクターであるSonia Wedell-Castellano氏に、展示構成の変化や新たな提案について聞いた。

――DOMOTEXの新しい方向性について教えてください。 次回は私たちにとって新たなスタートとなる特別な回になります。これまではフロアカバリングの専門見本市という位置づけでしたが、次回からは「床材」だけでなく、「壁」「天井」「吸音材」「塗料」「壁紙」「タイル」「日射遮蔽製品」など、空間全体の仕上げに関わる製品カテゴリーまでを含む、より包括的なプラットフォームへと拡張します。この拡張は単なるカテゴリー追加というだけではなく、業界全体のトレンドを反映したもので、より多くのプロフェッショナルにとって「必要とされる展示会」に進化させる意図があります。――なぜこのような拡張に踏み切ったのですか? 市場では今、「部分」ではなく「空間全体」で考えるニーズが高まっており、内装の仕上げにおいても統合的なソリューションが求められています。 例えば、床材と同時に壁面や天井の仕上げ材、吸音設計、さらには光のコントロールまで一括で検討したいという声が多くなってきました。そこで私たちは、「一つの会場ですべてが揃う場をつくろう」と考えたのです。――注目してほしいポイントは? 大きく4つの注目エリアがあります。 まず、「Retailers Park」では、流通や施工のプロフェッショナルに向けて製品の実演や具体的な施工提案が行われる予定です。 次に「Architects Space」。こちらは建築家や設計者に向けた特設ゾーンで、600㎡の中にBtoBのマッチング、出展者プレゼン、そして「Architects Run」と呼ばれる建築家によるガイドツアーも実施します。今回は特に「音響設計」と「空間全体の調和」に焦点を当てています。 さらに、環境配慮型製品を特集する「The Green Collection」や業界の最新トピックを共有するカンファレンス「The Stage」も見逃せません。 すでに世界中の主要ブランドから出展の申し込みが来ています。床材はもちろん、塗料、壁紙、建材など幅広いジャンルから国際的なトッププレイヤーが集まる予定です。――ハイムテキスタイルとのすみ分けはどのようにお考えですか。 ハイムテキスタイルは、ご存知の通りテキスタイルに特化した展示会です。「DOMOTEX」はフローリングや内装の「仕上げ」全般にフォーカスしており、テキスタイルとは異なる専門性を有しています。両者は競合ではなく、むしろ互いを補完し合う存在だと思っています。――最後に、日本の業界関係者にメッセージをお願いします。 ぜひ「DOMOTEX2026」にお越しいただきたいと願っています。国際的な視野から空間づくりを見直す絶好のチャンスであり、世界中のデザイントレンドや素材開発、施工のヒントに出会える場です。ハノーバーでお会いできるのを心より楽しみにしております。

「DOMOTEX2026」日本語サイトhttps://intl-linkage.co.jp/dm/domotex/


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